今日は、私がときどき作っているお菓子のレシピ本のご紹介です。
ふだん使いのレシピ
「まいにち食べたい」というのは、おいしいというだけでなくて、作りやすいということでもあります。
特徴的なのは、油脂です。この本では基本的に菜種油を使っているんです。一般家庭の台所にある油です。
お菓子作りのレシピ本では、無塩バターを使うことが多くて、わざわざ買うのが面倒なんですよね。
その点、菜種油ならいつも常備されているので、おっくうさがかなり減って「ちょっとつくってみるか」につながりやすいと感じています。
ここ、大事なところだと思います。お菓子は買うもの、と思うのは寂しいですし、非日常でやるお菓子作りも大変です。カタヒジはらずにできるお菓子作りがあってもいいと思うのです。
ピーカンナッツやメープルシロップなど、どの家庭にもある、というわけではないものも含まれていますが、スーパーなどで入手できる容易なものばかりです。特に気合をいれて専門店に行ったりネット通販したりする必要はまったくないです。
おいしい
著者のなかしましほさんは、菜種油を使うケーキも独自の味わいがあって、それを生かしたいとこの本でいっていました。
幾つか作ってみた(写真撮れていないのが残念!)のですが、確かに、お店で買うふっくらふわふわのケーキとは違いまけれど、飾らない素朴な食べ飽きない味わいががあると思います。私はそんな味わいが大好きです。
評判がのレシピ
私が作ってみたなかから、特に美味しかったもの、評判がよかったものをご紹介します。
玉ねぎマフィン
マフィンは、基本的に材料を用意してささっと混ぜて焼けばOKという非常に手軽なレシピです。基本的に、材料の計量と混ぜる時の手抜き加減がポイントですね。
玉ねぎマフィンは、何と、飴色玉ねぎを混ぜて作ります。マフィンの中では少々面倒な部類に入りますが、なかしまさんがおいしくて基本のマフィンにしてしまったほどのレシピなので、玉ねぎの塩気とマフィンの素朴な甘さが意外なおいしさです。私もこれはおすすめしたいです。うちの奥さんにも評判がとても良かったです。
チョコバナナタルト
バターと卵をまったく使わないレシピとしてピックアップしました。台から作るタルトは初挑戦だったのですが、うまく行きました。ママ友への手土産に持っていってもらったのですが、割と好評だったようです。
私も余ったタルト台やアーモンドフィリングを食べましたが、とても美味しくできていました。特にタルト台が、サクサクに焼き上げることができて嬉しかったです。
そしてこれからも
まだ、これから作りたいレシピが満載です。おからパウンドケーキ、豆腐ブラウニーとか。玉ねぎマフィンもリピートせねばですしね。
お菓子を作るって、こんなに普通のことだったんだと気づかせてくれたレシピ本でした。
また、チョコバナナタルトもそうでしたが、バターや卵をまったく使わないレシピも多いので、乳製品や卵が苦手な方も楽しめます。
ぜひ、皆さんもお菓子作り、試してみませんか?
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