こつこつがコツ。継続的語学学習にDuolingo

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無料語学アプリ&サイト、Duolingo

ゲーム感覚の言語スタートアップ

最近、Duolingoをコツコツやっています。


Duolingo – Learn Languages for Free
カテゴリ: 教育, ソーシャルネットワーキング


Duolingoは、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語というヨーロッパ諸語を勉強できるサイト&アプリケーション(以降は、アプリについて説明します)です。

続けるためのしくみ

このアプリは、続けるための仕組みが周到に用意されています。

  1. まずは、自分が習得(合格)した分野がはっきりわかるようになっていること。
    下の図のように、自分のスキルが簡単なアイコン表示で捉えることができます。
    skillboard
    習得済みなものは、メダルのような金色のアイコンになりますし、習得して時間が置いたものは上の図のハンバーガーやクジラのアイコンのようにアイコン下のメーターが下がります。復習すれば、またメダル表示に戻りますので、「復習せねば」というモチベーションがかき立てられます。
  2. 個人の学習進捗も、グラフで一覧化して、折に触れて見せてくれます。
    daysontrack
    こういうグラフを見ると、「昨日はあまりやらなかったから、今日こそは」って思うことも多いですね。緑色の帯は、自分で決めたペースですが、余力があるときは壁の上限に達するまで頑張ろう、なんて思うときもあります。グラフ化の力と言えばいいのか、自分が単純なのか。
  3. アイテムもあって、ミスを1回分許してくれる「Heart Refill」という実用的なアイテムから、マスコットのフクロウさんの服が変わるという、意味のよくわからないアイテムもあります。続けていくと、追加のレッスンもいくつか出てくるようです。
    items

一回分も手がかからない時間で、読み書き聴き話せる

肝心の学習ですが、こちらもよく考えられていて、読み書きだけでなく、聴いたり話したりすることをバランス良く勉強できるようになっています。

私はドイツ語の勉強をしているのですが、たとえば、こんな問題が出題されます。

  1. 英文のドイツ語訳(単語選択式)
    english2deutch
  2. 英文のドイツ語訳
    こちらはタイピングで入力する独文翻訳です。下線が引かれている単語をタップすると、該当のドイツ語が表示される親切設計。(ただし、場合によってはその訳語をそのまま使うと結果的に意味が通らずNGとなる落とし穴あり)
    english2deutch2
  3. 英文のドイツ語訳
    もちろん、独文を英訳する問題もあります。これはタイピング形式ですが、選択入力の問題もあります。
    deutch2english
  4. 独文ヒアリング
    ヒアリングもあります。カメさんマークをタップするとゆっくり発音してくれる親切設計。
    deutchhearing
  5. 独文スピーキング
    残念ながら、音声認識はほどほどです。いろいろな国の人の言葉を認識するのは難しいのでしょう。はっきりと発音すればOKというボーナス問題になっています。
    声を出せないシチュエーション向けに、向こう1時間はスピーキングを出さない親切指定も可能です。
    deutchspeaking
    1. こういった設問を20個こなすと、1セッションクリアです。各分野ごとに決められたセッションをクリアすると、その分野はクリアとなり、アイコンがメダル状態になります。

      右上のハートが、間違えても大丈夫な数です。(まるでシューティングゲームみたいですね)

      まだあまり難しくないこともあり、1セッション5〜10分程度で済みます。

      使ってみて

      実際に使ってみて、細切れ時間に意外にもうまくはまってくれるので、会社の休憩時間や、子供が風呂に入っている時などのちょっとした時間を継続的に使うことができています。

      また、素材としてはちゃんとしたネイティブらしい音声、文が使われていて、安心できます。特に、ヒアリングについては、ゆっくりと何回でも聴くことができるので、なかなかつかみづらい本場の音の感覚が得られるのは貴重です。
      例えば、ドイツ語であれば「R」の音、そして私としては、語尾の「e」の音を実際に知ることができるたのはとても勉強になりました。発音まではまだうまくできませんが、耳を慣らせるのはいいことですね。

      とはいえ、いままで文法主義で勉強していたせいか、問題と解答だけで言葉を学習しよう、という学習方法にはちょっと不安も感じます。例えば、名詞の性や格変化など、まだあやふやなので、「お勉強」したいな、と思います。そういうモチベーションが盛り上がってくること自体、貴重ですから、今までの手法の勉強を毛嫌いしないで、組み合わせてみるのが吉かもしれません。

      ということで、Duolingo、おすすめです。日本語を母国語にすると、英語しか学習の選択肢がないですが、今日から初めてみてはどうでしょうか。

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