親指シフトはじめました
新たな職場で親指シフトキーボードを華麗に叩いている人に触発されて、親指シフトを再開しました。
親指シフト、ご存じですか?ざっくりいうと、日本語をタイプするのに適した入力方法です。詳細はWikipedia等を参照して頂ければと思います。
少し前になりますが、勝間本で話題になったりしましたね。
昔は富士通のワープロ:OASYS等でそれなりに広く使われていました。それから数十年(この世界では数十年って、凄いことです)経ったし、学習コストがそれなりにあるにもかかわらず、そのキータイプの効率の高さから21世紀になってもまだ専用キーボードも売られているという根強い人気を持つ入力方法です。
今まで
もともと典型的なブリッジマシン:FM-77L2を使っていたりしたこともあって、親指シフトというものはわりと昔から知っていました。でもわざわざキーボードを買うほど冒険はできませんでしたし、今のようにソフトで何とかできた訳でもないので「あることは知ってる」という状態でした。
実際に使い始めたのは、就職してから。
会社でバリバリ使っている人たちがいて、凄いなーと思いましたし、ありがたいことに実際に手に届くところに親指シフトキーボードがありましたし、まだ新入社員の頃で時間もあったので、勉強を始めました。FMR用OASYSの練習機能には大変お世話になりました。
同期はもう既にキーボード(当然JISキーボードです)に慣れた人が多かったので、一から慣れないといけない親指シフトを勉強する人は殆どいませんでしたが、私は物珍しさでトライしてました。
そのときは自分のPCがJISキーボードだったこともあって、結局少し慣れただけでフェードアウトしてしまいました。その後も一度、自分でUSBの親指シフトキーボードを買ったり、勝間本に触発されてソフトを使ってみたりしましたが、しっかり定着させる事ができませんでした。
Macで親指シフトは意外に簡単
私はMac miniを使っているのですが、Macの場合、KeyRemap4MacBook というソフトで標準のキーボードを親指シフトキーボード化することができるようです。参考にしたのはこのサイト。
2782-120624 Macの親指シフト化方法〈2012年6月版〉: shiology Macを親指シフトにするのは簡単。 … |
実は、以前、Windows用のキーボードを使っていて、Windows用キーボードにはないCommandキーやらOptionキーやらをうまくやりくりするために既にKeyRemap4MacBookを導入していたので、何の問題もありませんでした。設定の方法も、一カ所だけでOKとお手軽です。
もちろん、専用キーボードほど打ちやすくはありませんが、反応もよく、安定性も十分で実用的だと思います。
でもやり直しは意外に大変
今のところ、文章修行をかねて、「天声人語」の書写ならぬタイプ写を始めました。お陰で、少しずつキータイプ速度が改善しているような気がします。さすがにこういったブログ記事を書くのはまだ結構ストレスがありますけど。
何度目かのやり直しになるわけですが、意外にやり直しは難しいです。なにしろ、今までの悪いクセがまだ残って邪魔をするのです。キーボードタイピングは体で覚えるものですから、間違って覚えていたり、あやふやに覚えていたりするところはてきめんに間違えますね。
「あー、前からここ、ダメだったな」って思います。
例えば、「た」と「か」がごっちゃになったりするんですね。これは、私の昔からのクセですね。
クセという意味では、タイプする速度が遅いせいか、ついタイプする内容を軽く口に出していたり、口を動かしてしまいますね。キータイプが早くなったらなくなるのでしょうが…
ここを越えられないと、親指シフトキーボードの謳い文句である「思考スピードでタイプ」ができませんし、今までもそこで挫けていました。
さて、今度はどうなることやら。われながら人ごととして楽しみにしてます。
つまりは
長々と書いてきましたが,実はこれも一つの修行ですし、さらにいえば、みんなで親指シフトしようよ、ってことです。
どうですか?親指シフト、やりませんか?
キータイプも早くなりますし、特殊技能ですよ!
コメント
通りすがりの河童です。
Macのキーボードは「無変換」「変換」が無いので、かえって疑似親指シフト化しやすいですよね。
再挑戦(再々?)がんばってください。
私も、親指シフト歴23年になりますが、今頃になって最上段の数字キーをタッチタイプできるように練習してます(^^;
気が向いたら、拙ブログにもお立ち寄りください。