スペースがあればあるほど、時間があればあるほど
私は散らかし屋です。
机の上、本棚、自分の所轄になっているスペースは押しなべてカオス状態となっています。
多少スペースが増えても薄まることがありません。あればあるだけ物が死蔵されていきます。しかもカオスです。
最近、他人の働きっぷりを比較することがあり、これは時間についても言えるなと思っていました。
私の仕事は、コンピュータのサポート業務で、調べ物がメインとなります。今までの私は、基本的に時間をありったけ使って、ベストな調査結果を得ようとしていました。
もちろん、サポート業務とはいえ、すべてが100%クリアに調べ上げられるわけではありません。最終的に自分が満足できる線で調べ物を終えることになります。
一方、ある人は、調べ物の時間をきっちり見積もり、それに応じた調査結果を提供しているのでした。効率は当然ながら良いですし、調査結果の質も実はそれほど私と変わりません。
当然です。調査の精度と時間は比例するものではなくて、ある程度精度が上がってしまうと、同じ時間をかけても思ったほどに精度があがらなくなる(サチる)からです。
スペースだけでなく、時間の使い方という意味でも、あればあるだけ使ってしまうんだな、自分は、と自戒をしていたところでした。
それがパーキンソンの第2法則
よくお世話になっているブログ「はまラボ」で、まさにこの感覚が法則化されていることを知りました。
はまラボ パーキンソンの第2法則:仕事は与えられた時間に比例して増大する。 … |
曰く、
パーキンソンの第2法則:仕事は与えられた時間に比例して増大する。
強制的に時間をうち切ってしまえば、その時間に応じた仕事のやり方になる。と。
与えられた仕事を思う存分こなすための時間を自分の仕事の中で確保するのではなくて、必要な要素に対して必要な時間を見積もったうえで仕事に時間を割り当てること。それによって、十分な精度の調べ物ができる。
これは基本的な考え方であって、すぐ同じやり方が実践できるわけではありませんが、いろいろな仕事がふりかかってくる昨今、このように自分の時間を基本に考え、仕事に規定の時間を割り当てる、という考え方は時間管理の基本としていくべき考え方ではないでしょうか。
これから私も、考え方をシフトして、仕事を能動的にこなしていきたいと思います。
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