0点でも期限を守ろう!「死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉」

ライフハック

教訓の宝庫

今日は私が最近読んだこの本の紹介です。箴言と言うには生々しい言葉を集めたこの本は、正に教訓の宝庫でした。

そのうちの一つの言葉を紹介します。

100点目指して期限切れより、0点でもいいから前日に提出

怖いから、完璧主義

何も特別なことではないと思いますが、私もどちらかというと完成度を求めて、期限を超過・延伸しまう性向があります。全てが完璧が必要な厳しい仕事ではないですし、完成度を上げるためには、自分ががんばるしかないというケースは希なのですが。

私の場合、完成度を高めたいというより、人の指摘や否定を怖がっている側面があります。なるべくそういうマイナスの影響を受けないようにしようという気持ちが、期限をねじ曲げてでも「いいもの」を作ろうとする原動力になっています。そして、いつまでも「これでいいのか?」という線引きができず、ずるずると期限を引き延ばしていました。

もちろん、対外的に約束している事であれば、強制的に提出させられることになるわけですが、例えば、自分期限となると、完了のラインは果てしなく遠くに伸びていきます。それだけならまだマシで「まだ準備が十分にととのっていない」なんて言い方をして、し始めることさえ先延ばしにしていることもありました。

でも、完璧なんてありえない

でも、いくらがんばっても完璧なんてありえないです。その成果を評価するのは自分自身ではない場合もありますし(仕事では大抵そうですよね)、何より自分自身が足りないところを一番よく知っています。

ある程度達成してしまったことの完成度を高める、たとえば、90点のものを95点にすることは、40点のものを60点にすることよりはかなり困難です。

期限にこだわろう

期限を守らなかった場合の結果は未来のことですが、完成度は常に目の前に見えてしまいます。ですから、人の情として、ついつい目の前にあるものの完成度を気にしてしまい、未来に設定した期限をないがしろにしてしまうのです。

でも、期限は完成度と違って、守っているかどうかは明確ですし、戻らない時間をベースにした評価軸ですので、一般的に取り戻すことはかなり困難です。完成度よりも期限にこだわることが重要なのです。

たとえその成果の完成度が低くても、遅れなく提出できているのなら、何らかのフォローが期待できるかもしれませんし、助力も得られる可能性が高いでしょう。

そこで傷つくプライドなんて、些細なものです。今は見えていませんが、そんなプライドを上回る成果と実績を手に入れることができるのですから。

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